VRoid→MMDでわたしがやっていること

素人による自己流のやり方です(2021/11/13開設)

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2021/11/15更新版 PMX変換で気を付けていること

この記事で使用しているバージョン:VRMtoPMXExporter v0.5.6

(Unityのバージョンは正直よほど古いものでない限りどれを使ってもあまり変わらない気がします)

 

注意事項

こちらの記事を最初に読んで、ご理解いただけた方のみ作業を進めてください。

rio-vroidmmd.hatenablog.com

VRM2PMXConverterではなくVRMtoPMXExporterを使う

Unityを使用する変換方法です。慣れてしまえば難しいことはありません。

作者はFuria様です。

 

Unityのインストールやunitypackageの導入方法、変換方法などは側近Q様がとても分かりやすく解説されていますので、分からない方はこちらの動画を観てください。

 

わたしの場合はひとつ、この動画と異なることをしています。

f:id:Rio_VRoidMMD:20211115072827j:plain

VRoidでの作業時にテクスチャに直接色を付けているので、Create Ex Textureにチェックは入れません。よく分からない方はこれを真似てみてください。


こちらのサイトにより詳しいことが書いてあります。

aideq.goat.me

 

あと「PMX変換用」とか、分かりやすい名前でUnityプロジェクトを保存しておくと、毎回プロジェクトの作成→UniVRMとVRMtoPMXExporterの読み込みを行わなくて良いので保存しておきましょう。

 

なぜVRMtoPMXExporterなのか

最近主流になりつつある(?)VRM2PMXConverterをわたしが使わない理由を2つご紹介します。

理由①色の再現度が異なる

結論から言いますとVRMtoPMXConverterのほうが正確です。
こちらはわたしが少し前に行った変換の例です。

見た目以外にも、変換時に生成されるtex」フォルダの中身にも違いが出ていることが分かると思います。


それが悪さをしているのかは分かりませんが、VRM2PMXConverterの場合はところどころ髪のテクスチャがおかしくなってしまっていますね。もちろんおかしくならないときもあるようですが……

 

Unityを使用する方法がおそらく人気がない(?)のはUnityやunitypackageを入れないといけないことや、変換のたびにUnityを立ち上げなければならない煩わしさにあるのではないかと勝手に思っているのですが、個人的にはおかしくなったテクスチャを直すほうが手間なので、最終的な変換時の作業量は同じようなものだと思います。
(変換後に使用する「MMD変換したVRM(Vroid)を使いやすく最適化」プラグインにおかしくなったテクスチャを直す機能がありますが、直りきらない場合もあるかもしれないため)

 

理由②エフェクトを入れたときの色が異なる

さらにもうひとつ、色合いが異なる例を挙げます。

(こちらは検証したのがかなり昔なので補足として捉えてください)

ベータ版で作成したモデルを変換し、MMDに配置したときの画像がこちらになります。ぱっと見違いはありません。

f:id:Rio_VRoidMMD:20211115073630j:plain

エフェクトなし

しかしエフェクトを入れると…

f:id:Rio_VRoidMMD:20211115073655j:plain

エフェクトあり

VRM2PMXConverterで変換を行ったモデルは全体的に暖色っぽくなっています。

肌色やシャツの色あたりが分かりやすいと思います。

この時使用させていただいたエフェクトはnil様のNCHLShaderです。

配布先:

seiga.nicovideo.jp


現在もこのような結果になるかは試していないので分からないのですが、温かい色味が好みという方はVRM2PMXConverterを使用すると良いかもしれません。

 

【大事な話】
VRM2PMXConverterも十分優秀なツールですし、悪いと言っているわけではありません。VRoidも、VRoid関連の配布されているツールも、どれも有志の方々のご厚意によって無料で使わせていただいているものなので、各ツールの作者様に「ここを直して!」や「更新して!」とお願いしにいくことはしないでください。

 

ここまで終わった方はこのページのトップに戻り、メニューの「③PMXエディタでの作業」内の記事を読み進めてください。